下町黙示録 第一節

ステルス/アム/エピローグ/ファイン/ステイ/カム/ミー/アペンド/ディスカバリー

思いもしなかった事実は心をむしばむが だれも見ようとはしない
気がつかなかった 押しつぶされるような罪の意識 足りないものは何か

待っても待っても現れない 1つだけでいい 足りない何かを補うために
彼女は何を欲したのか? やさしい血の雨を浴びて木々は黙する

足は5本 腹は2つ 指は4本 目を裏と表に1つずつ 口が乾いて仕方がないから肩を割って舌の代わりにした。腹に寄り添うようにつながる背中。

苦い薬を飲み込んだようにxxxは顔をしかめて舌をつき出した。
「アリ、アリ。彼女は何故?」「どうして2度も同じ薬を買ったのだろうか」「いなくなってしまったんだ?」

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